公共の宿って? |
どういう宿? |
公共の宿とは簡単に言うと個人・企業・会社が運営・営業していない宿です。 国・地方自治体・市町村区や第3セクター・公的機関・共済組合・公共団体などが運営する宿泊施設ですね。 民営ではないので、一般的な旅館・ホテル等の宿泊施設よりも格安で泊まれるわけです。 こちらのサイトでご紹介している以外にもたくさんの公共の宿があるんですが、このサイトはネットで予約しやすい ということを観点にしてますので、選べない公共の宿があるのはご容赦お願いいたします。 特に皆さん公共の宿といいますと、かんぽの宿とイメージされる方が多いかと思いますが、 簡保の宿は意外と予約手続きが面倒なもので今回は掲載いたしませんでした。 国や地方自治体、各種共済組合・公共団体がその対象者の福利厚生を目的に運営しているというのが 大前提ですが、それ以外の方も同じように泊まることができるのが公共の宿の魅力です。 特に国が私達のために安い値段でいい宿に泊まらせてくれる国民宿舎や休暇村などは利用しないと損ですよね(笑) 都市部で出張等に使うも良し、風光明媚な所にある宿が多いのでご家族で楽しむも良し、 有名温泉地を気軽に楽しむのも良し、観光名所を回る宿泊地にしてもよし、アウトドアレジャーの宿泊地にしても 良しと、いろいろな用途に対応できるのも公共の宿の魅力です。 |
お値段は? |
一般的には公共の宿はその地域の同レベルの民間宿泊施設よりも2〜3割ほど安い料金で設定されていることがほとんどです。 1泊2食付で1万円しないというのが目安ではないかと思います。 共済組合・公共団体の運営する公共の宿ですと、組合員・団体員は一般の利用者よりもさらに割引される所も結構あります。 代表的なのはかんぽの宿ですよね。かんぽの宿ですと簡易保険加入者のほうが2000円ほど安くとまれます。 (でも先ほども書いたように手続きは面倒です。) また、最近は公共の宿とはいえ経営努力は民間並みにがんばっています。 そのため格安な限定プランがあったり、豪華料理の特別プランなどもあったりします。 豪華料理の特別プランなどはやはり1万円オーバーがほとんどですが、それでも同じ地域で 同じレベルの民間宿泊施設で同じような料理が出る宿泊プランの料金よりも格安です。 2〜3割といいますと、たいしてやすくないじゃんと思うかもしれませんが、1泊1万円とすれば 8千〜7千円くらいで泊まれる訳ですからやはりお得ですよね。 |
ぼろかったりしょぼかったりするんじゃ? |
そりゃあ1泊2万円以上するような高級旅館・ホテルにくらべればそうでしょうね。 でも公共の宿も新築・改装をしていて見た目でも民間の宿に比べて見劣りしないところもたくさんあります。 (もちろんそうでない所もありますが・・・。) ですので、公共の宿=ぼろい・しょぼい というのは昔のイメージと思ってもいいかと思います。 料理はさすがに民間のお宿のように豪華絢爛とはいきませんが、地のものを使った素朴な おいしい料理が出てくるところがほとんどです。まず料理でがっかりすることは少ないと思います。 また、公共の宿とはいえ料理に力を入れている所も多々あります。 そんなお宿ですと、正直民間の宿には負けていません。特別プランの料理なんかは豪華絢爛で この値段で本当にいいの?なんて思ってしまうこともあります。 |
じゃあ 公共の宿はいいことばかりなんですね。 |
薦めておきながらなんですが、いいことばかりではないんですねデメリットもあります。 例えば @サービスは簡素化されてます。 お部屋まで荷物を運んでくれたり、仲居さんが細かく面倒を見てくれたりというのはありません。 でも、個人的にはそのほうが気楽で気に入ってます。 食事も部屋食よりも食堂・食事所でいただくところが多いです。 至れり尽くせりのサービスを求める方には公共の宿は向いていません。 もちろん、従業員の接客等は問題ありませんので過度のサービスはないという感じです。 A宴会や派手な遊び方には向いていません。 コンパニオンさんを上げて大宴会!なんて使い方はできません。 そういう利用をしたければ絶対に民間のお宿です。 団体客もまったくいないわけではないですが、基本的には個人の宿泊者が多く 静かで落ち着けるのでゆったりとしたい方にはむしろオススメかと思います。 B門限が早いです。 民間の宿とくらべると門限が早いところが多いです。 とはいっても夜9時とかそんなんではありませんのでご安心ください。 特に都市部のホテルタイプの場合、仕事の後に飲むというような出張の楽しみがあると思いますが 門限は遅くても深夜0時というのが多いと思います。 ですので午前様にならないように気をつけましょう。 私はこれでホテルにご迷惑をおかけしたことがあるので皆さんもご注意ください(笑) Cクレジットカードが使えないところがあります。 公共の宿には一部カードが使えないところもあります。 その場合、宿泊代をカードで払ったりできませんのでご注意ください。 カードを良く使う方は、予約の前にカードが使えるかどうか確認した方がいいですね。 実はこれでも痛い目にあったことがあります。 D至れり尽くせりの設備ではありません。 タオル・浴衣・歯磨き等のアメニティはほとんど心配ありませんがドライヤー等は 部屋にはないことが多いので、必要な方は要確認です。 E組合員・会員が優先されることがあります。 当然といえば当然なんですが、宿泊のハイシーズンなどはその公共の宿の運営団体の 組合員や会員が優先的に宿泊予約が取れる場合があります。 でもこれは公共の宿の性格上しょうがないことですよね。 F宿の当たり外れは確かにあります。 施設設備が新しいところもあれば、古いところも確かにあります。 料理がおいしいところが多いですが、そうでない所も少しはあります。 従業員はシッカリとした方が多いですが、そうでない人もたまにはいます。 これは民間の宿でも同じなんですが、公共の宿にも当たり外れ、やる気のあるなしは確かにあります。 私は宿泊予約はネット専門なので、HPを持っているもしくはJ−YADO等のネット予約に加盟していない 公共の宿に関しては泊まりません。 言い方をかえればシッカリしたHPを持っていたり、お金を払ってネット予約のシステムに加盟しているところ はそれだけやる気がある所=経営努力をしている所だと思っています。 ですので、正直それほどハズレにあたったと思うことはありません。 また、あくまで公共の宿はリーズナブルな料金で泊まれる福利厚生のための宿と思っていますので 普通の民間のお宿とは同じ判断基準では見ないようにしています。 施設の古さ・料理が値段相応であればOKだと思っています。 その観点で見ても「これはすごくいい・民間の宿以上だ。」と思うところもありますし、 「公共の宿でももう利用したくないな。」と思うところもあります。 G最近予約が取れにくい。 最近の公共の宿ブームのせいもあり、昔に比べて予約がとり難くなってきてます。 特にTVや雑誌で取り上げられたお宿はすごいです。 以前は直前に予約しても開いているというイメージがあったのですが、最近はそうでもないので 早めに予約するようにしています。特に繁忙期はだいぶ前から予約するようにしてます。 |
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